土地管理システム (企業向け)
 地籍調査について
 

 地籍調査とは、一筆ごとの土地について、その所有者、地番、地目の調査、並びに境界(筆界)及び地積に関する測量を行ない、その結果を地図と簿冊に作成することです。
 我が国において、登記所に備え付けられている地図は、その半分ほどが、いまだに明治時代の地租改正時に作られた地図(公図)などをもとにしたものです。公図は、境界、形状などが現実とは違う場合があり、また、登記簿に記載された土地の面積も、正確ではない場合もあるのが実態です。
 
近年、国では地籍調査の必要性が見直され、極めて重要な政策として地籍調査を行うよう呼びかけられています。そして数年前から全国的に整備が進められています。しかし、地籍調査の必要性については様々な考え方があり、 進捗状況にはバラつきが見受けられます。時間の経過とともに「将来、現地を知る人がいなくなり間違った境界、間違った面積が後世に引き継がれてしまう」可能性があります。
自分の土地は自分で管理しなければならない時代がやって来ます。

境界についての問題点

@担当者の異動による引継ぎの省力化。
A現地が変化しているため何処か分からない。
   ↓
境界と思われるところで決めるしかない。
現地に詳しいと言われている人に頼るしかない。(勝手に決められてしまう)


B基準点が残っていない。
C座標が統一されていない。
D当時の資料が見つからない。
   ↓
座標データ、距離データが無いため境界点を再現することができない。
当時しっかり立会いを行っていても証拠が残っていないため隣接者同士の意見が食い違う。

これらの問題に対し、GPS等現在の高度な測量機器を使用して正確な座標を確定し、現在普及しつつあるGIS(地理情報システム)を駆使して従来の紙媒体ではなくパソコンで管理する事により、図形データだけではなくその土地に関する情報、立会いの際に作成した境界確認書や写真等証拠となるものを同時に管理する事が出来るようになります。

弊社では将来の土地管理の方法について、極めて重要な問題であると認識し、大切な資産を正確に後世に伝えるためにも、立会い→測量→パソコンでの管理という一連の土地管理システム業務を提案いたします。

メリット

GPSをはじめ、最新の測量技術により高精度なデータを取得することができます。

データ、土地情報、立会い資料、写真などを半永久的に一元管理することが出来る。

  

複雑な条件、絞込みなど高度な検索が可能。

経年変化を見る事が出来る。

弊社ではお客様に合ったシステム構築を目指します。